sky weep day~空が泣く日~

「あの、、、約束して、下さい」

「約束?」

「絶対に嘘はつかないって、、、約束。あたし、嘘、、、嫌いなの」


あたしの言葉を聞いて、男は嬉しそうな顔をする。


こんな風に、付き合っても良いものか?


わからないけど、、、


でも、ルイのことを忘れられるかもしれない。


そう、、、思った。


ルイは、あたしの初恋だったから、、、


だから、、、


あたしはいつまで経っても、ルイのことを忘れられないんだ。


そう、、、思いたかった。


今もまだ、、、ルイのことを好きだ。


認めたく、、、なかった。


あたしは、、、


ルイのことを忘れるために、この男と利用しようとしていた。