sky weep day~空が泣く日~

「2人共、うるさい。それに「ジャガイモ」って、言うな!!」


亜矢は、彼のことを本当に好きなんだと思った。


だって、、、



どれだけ好きな人だとしても、嘘は、、、傷つく。


それでも、、、


亜矢は、それを許して彼と一緒に居る。


彼がついた嘘より、亜矢が彼を想う気持ちの方が大きいんだ。


でも、あたしは、、、


ルイの嘘を、きっと、、、許してあげられない。


「それに、彼氏も居ない奈美には言われたくないよね~」

「千佳、ウザッ」

「そうだよ。あ!奈美と姫に、紹介してあげる!」


亜矢が、急にそんなことを言い出す。


「あたし、いらないし」

「いいから!奈美のその性格は、男じゃなきゃ変わんないって」


なんて、亜矢はよくわからないことを理論を口にした。