なんとなく、予想していた。


それに、2人は族に入っていたくらいだ。


そんな2人が居た高校が、真面目な学校な訳がない。


「大丈夫」


その言葉を、父親を安心させるために出たのか?


それとも、自分に向けたものだったのか?


あたしには、どちらのものだったのか?よくわからなかった。


そしてあたしは、その後、、、


新しい生活を始める、自分のマンションへと向った。


あたしが用意してもらったマンションは、1LDK。


1人で住むには、広過ぎる部屋だ。


きっと再婚相手が、あたしを気遣ってくれたのだろう。


こんな気遣い、いらないのに、、、


部屋の中に入り、前もって送って置いたダンボールを開ける。