彼はそれを軽く交わし、逆に殴り返す。


龍虎の連中が、仲間がやられて黙っているわけがない。


1人の男子生徒を始めに、次々と彼に向って行く。


だけど、彼はヤラれるどころか、、、


龍虎の連中を、次々と倒して行く。


あたしは、彼が、、、誰なのか、知っている。


だって、今日は、、、


あたしは堪えられなくなり、場違いなことをわかっていながら、笑ってしまった。


「姫?」


咲が、そんなあたしに気付く。


どうやら咲は、彼が誰だか、、、


まだ、気付いてないらしい。


「普通。、、、学校に来る?」

「あ゛ぁ?」


あたしは未だに、笑いが止まらない。