あたしの為に、色んな黒い噂がある桐谷に突っかかって行く無鉄砲なしんちゃん。
そんなことをお願いしに行く幼なじみは、しんちゃんくらいだよ。
……バカ。
「あ?てめえに関係ねえだろ?」
ひいっ!
こ、こわっ!
低い声でしんちゃんを威嚇する桐谷。
その顔は今までとは比べ物にならないくらい冷たくて、鋭く尖ったオーラを放っている。
心臓がビクッと震え上がりそうなほど怖い。
その顔で睨まれたらひとたまりもないんですけど。
目だけで気絶しそうなほどなんですけど!
「関係あるよ。なつは見た目で勘違いされやすいけど、本当は良いやつだし。自慢の幼なじみだから」
……しんちゃん。



