胸に押し込めたこの気持ち。
誰にも言えないこの気持ち。
ムリに好きじゃないと言い聞かせて来たけれど、胸の奥に何かがつっかえたまま消えてくれない。
しんちゃんのことを想うとこんなにも胸が苦しくて、涙が溢れそうになる。
それって……。
まだ忘れられていない証拠なのかな。
失恋して一年以上経つのに、しんちゃんの存在は未だに胸の中の大半を占めている。
もういい加減、自分にウソを付くのはやめた方がいいのかもしれない。
本当はまだしんちゃんのことが大好きなんだって、心の奥に秘めた気持ちと向き合うべきなのかもしれない。
だけど、向き合ったところでどうなるの?
伝えられるハズがないことは、あたし自身が一番良くわかってる。
だって、勇気がないただの臆病者だから。
今の関係が壊れるくらいなら、ずっとこのままでもいいもん。



