好き……! 例え爽が誰を好きだとしても。 それでも、大好きなの! だからその気持ちを伝えたい。 今まで頼りっぱなしでごめん。 守られっぱなしでごめんね。 爽の優しさが胸に沁みて、気付けばいつも笑顔になってた。 ……ありがとう! いつも、ホントに励まされてた。 「爽っ!待って!」 長い渡り廊下を、爽の背中目掛けて一目散に走った。 あたしの言葉にピタリと足を止める爽の後ろ姿に、ドキドキと胸が高鳴って仕方ない。 「ごめん、ごめんね……!」 今まで甘えっぱなしで。