優しくて温かい爽の唇。 だけど、恥ずかしさでいっぱいで。 驚きとドキドキで頭が混乱する。 好き……。 大好き。 胸から溢れ出すその言葉。 ドキドキしすぎて、目の前がクラクラして倒れそう。 ねぇ、爽はあたしのことをどう思ってるの? な、なんで……。 キ、キスなんて、するの? ねぇ……期待しても、いいんだよね? 「んんっ……そ、そう……」 「あ!?なんだよ?」 目の前に見える爽の瞳は、やっぱりまだ怒っているようで。 心が打ち砕かれそうになるけど、ここで逃げちゃ何も変わらない。