クールなキミとの恋模様



爽は未だに起きる気配を見せない。



夏休み中、少し焼けた?


海とか行ったのかな?



半袖のシャツから伸びる腕は、夏休み前に比べて日焼けしていた。



それを見てドキッとして、またドキドキが止まらない。



早く起きろ〜!


始業式が始まるんスけど!



なんて思いながら先生の声に耳を傾け、前を向く。



その時



ガタッ


ガタガタッ



「えっ!?お、おま……っ」



その瞬間、隣から大きな音が聞こえた。


ビックリしたような声も。



先生の声を遮るほど大きな音とその声。



ビックリして隣を見ると、イスから立ち上がって目を真ん丸く見開きながらあたしを見ている爽がいた。