「だって、幼なじみだろ?」 「あのねぇ、なんでそうなるの……っ」 そう言いかけたところで、女子の集団がこっちにやって来るのが見えた。 ドクリ 心臓が嫌な音を立てる。 “こなっちゃんって、男子の前だと態度が違うよね” “ハーフっぽいからって、自分のこと可愛いとか思ってんじゃない?” クスクスと嘲笑う声と、冷たい目を向けられているような気になって思わず顔を伏せようとした。 だけどちょうどその時、その中にいた1人の子と目が合ってしまった。 中学は別だったから、かなり久しぶりの再会。