「冬にも同じこと言ってるじゃん」 うっ。 「ま、まぁそうだけど〜!環境の変化に弱いんだよ〜」 唇を尖らせながらおどけたように言う。 そんなあたしを見て、しんちゃんはまたクスリと笑った。 「はい、これ」 「えっ?」 「誕生日プレゼント」 そう言って、小さな包みをあたしの前に差し出したしんちゃん。 「えっ?い、いの……?」 「当たり前だろ。なつの為に買ったんだし」 そんな……。 あたし、去年はしんちゃんにあげてないのに。 それなのに。 「あ、ありがと」