いやいや、急にそう言われても。 わかんない方が普通だと思うんスけど。 まだ首を傾げるあたしに、爽は呆れたような顔を向けて来た。 「カノジョのいる男を一途に想い続けて強がって笑って、そのくせ裏では悲しいって泣いて。バカで一生懸命で」 「えっ?」 な、なにを言って……? 「ケーキを美味そうに、4個もペロッと食っちまうようなヤツだよ」 「えっ?な、なにが?」 「俺の好きなヤツ」 え……? それって。 もしかして……。