結局、一睡も出来ないまま朝を迎えた。 「顔色悪いよぉ?大丈夫ぅ?」 朝から真央のキュートな顔が、あたしの青ざめた顔を覗き込んだ。 「なんか考え込み過ぎて、一生分頭を働かせた感じ……」 ……撃沈。 ぐったりしながらベッドに横たわる。 スッピンを見られないように、メイクだけはきちんとしたけれど。 「あんたまさか、一晩中考えてたの!?」 奈子の驚いた声が部屋中に響き渡った。 「なになにぃ?なにを考えてたのぉ?」 真央が興味津々な目を向けて来たけど、それに返事をする気力は残されていない。