クールなキミとの恋模様



バスに揺られること数時間。



話題が尽きることはなく、あっという間に宿泊先のホテルに到着した。



長島スーパーランドから目と鼻の先にある真新しい綺麗なホテルは、どうやら最近建てられたようだ。



「これから夕飯までは自由時間だから、各自好きなことをして過ごすように!」



夕飯の時間に間に合うようにさえすれば、どこに行ってもいいらしい。



なんてアバウトなの、うちの高校の修学旅行は。


だけど、団体行動が苦手なあたしとしてはありがたい。



部屋割は3人一組だったから、キーをもらって早速部屋へ向かった。



「これからどうするぅ?夕飯まで時間あるよねぇ」



「疲れたからそれまで休憩しよっかな」



「えー!奈子、年寄りみたいなこと言わないでよぉ」



そんなやり取りをしながら、10階にある部屋まで歩いた。