昼休み。 いつものように学食へ行こうと立ち上がると、その瞬間教室のドアが勢い良く開けられた。 バンッという大きな音に、教室内は水を打ったように一瞬で静まり返る。 そして、そこにいる人に視線が寄せられた。 「爽、メシ行こうぜ〜!」 そこにいたのは金髪チャラ男の井瀬。 うわ、最悪。 教室に来るとは。 こいつの軽いノリが大嫌い。 ヘラヘラしながら教室に入って来る井瀬にげんなりする。 見ないようにして、教卓の真ん前に座る奈子の席まで行こうとした時。