隣のクラスの前を通り過ぎた時、教室の中から鋭い視線を感じた。
ふとそこを見ると、派手なギャルの集団が目に入った。
うわ、あの人。
前に学食であたしに堂々と文句を言って来た奴だ。
確か……爽達の取り巻きの。
そこにいた4人は、悪意のこもった目であたしを睨みながら、コソコソ耳打ちして何かを言っている。
1人が何か言うと、他の3人がつられてクスクスとバカにしたように嘲笑って、一瞬で自分のことを言われているのがわかった。
なんか、ヤな感じ。
こんな視線には慣れてるハズなのに、心臓がバクバク騒ぎ立て始める。



