そんな感情が胸に渦めいて、どんどん蓄積されていく。 聞くことなんて出来ない。 それを知ると、もっと惨めな気持ちになる。 「なんつー顔してんだよ」 「だ、だって……」 ……仕方ないじゃん。 あんなに幸せそうな姿を見せ付けられたんだもん。 仲良く手を繋ぎながら帰って行くのを、あたしは唇を噛み締めながら見守っていた。 ……バカじゃん。 バカ過ぎる。 もう、わからない。