「「「わああああっーーーー!!!!!!」」」」 何の心の準備もなく突然託された大明神の愛刀がまっすぐに浅葱 誠のもとへ垂直に落ちてきた。 「「「…………つ、使えたってどうやって…?」」」 狼狽える浅葱誠にその隙さえもあたえず化け物が襲いかかった。 「「う、うわああっ~~~~~~!!!」」 覆い被さる化け物は浅葱誠を羽交い締めしようと尖った爪をたてられ傷だらけになりながらも必死で抵抗を続けた。