「俺…新選組とか正直歴史弱いけど…珠希さんの親父さんの話聞いてたらクラスの学級委員長と副委員長が近藤局長と土方副長…だったらいいなーって感じましたよ。
なんかやっぱり上の人達だからこそそんな感じで何かあった時こそぶれない絆があってほしいと思いますよ。」
近藤さんの親父さんは頬を穏やかにゆるめ口角をあげながから俺を台所のとこまでつたい歩く。
「浅葱くんと話しているとなんだかこちらも何かしなくてはって気分になってきたよ。
援護お願いできるかい?」
近藤さんの親父さんの言葉に大きく頷き持ってきた甘酒を渡しひとしきり大明神様に想いをはせた。

