新選組局長…近藤勇の内情を切々に話す近藤さんの親父様の身体を支えとりあえず足を進める。
「そんな勇様にいつも変わらず勝ちゃんと愛称で気軽に呼びあえる昔ながらの歳三さんには唯一気をおける間柄でもあったらしくてね。」
親父様の言葉に俺の頭の中に先程の大明神様が浮かんだ。
必死に今も近藤勇局長の愛用していた虎鉄を得体の知れない化け物から今も守っている …。
いくら仲がよくてもそんなに他人の物を命懸けで守りたいと思える人ってそうそういないはずでも守りたいと思うほどその人物にやはり彼も守りたい支えられているのか…わからないけど二人の間には並々ならぬ太い絆を感じた。

