「いやあ……。
こんな感じでも…新選組 局長 近藤 勇の末裔だからね。
石田散薬は…副長だった土方 歳三さんのの生家が元々薬売りを生業にしていたんだよー。
勝ちゃん、歳ちゃん!という幼い時から間柄だったからよく手伝ったりしたもんだって‥伝わってるけど本人に聞いたわけじゃないからね…。」
「えっ……。
そーだったんですか??」
近藤さんのおじさんはゆっくり頷きながらまた語りをつづけた。
「歳三さんもよくこちらにきてはあまった薬を置いていったりしていたみたいだな。
勇さんとしては…唯一無二の親友だっただろうし…歳三さんとしても心の内を語れる仲だったんだと思う…。」

