『土方大明神』




さすがに喉先に刀を突きつけられるともう頷くしかなく…ひとまず酒粕を探しに走り道場近くの自販機で甘酒を10缶くらい購入した。



(確か表のとこに近藤さんの親父さんがいたはずだ…!)



浅葱誠は大明神様に言われた甘酒をの缶をもち表門に横たわる親父さんをみつける。



「近藤さんの親父さん…!!

大丈夫ですか??」

親父さんを見つけ出した俺はひとまず声をかけた。


「ああ…。
ありがとう…。」


肩腕を負傷したとこから衣類を鮮血に染めている様子に俺はひとまずもう片腕を自分の肩にまわした。