大明神様の愛刀の刃がカチャリと蔵の中に響き渡る。 「だめっー!!!!」 それと…同時にいきなりその音を聞いた近藤珠希が土方大明神の前にでてそれを制した。 「どいてくれ!! ここは俺がカタをつける。」 土方大明神の言葉にも動じず近藤珠希は頑なに拒み首を横にふった。 「あれは…私達の同じ学年二階堂さんっていう女の子なの!! むやみに斬らせるわけにはいかない…」 「…わ」…と続けようとした時化け物はその隙をついて近藤さんの背後に襲いかかったのを素早く鞘でなぎはらった。