素人の浅葱誠から見ても気迫というか近藤珠希の周囲が熱く高まりそしてやがて彼女は身体をなぜか斜めよりに体勢を整え握る枝を両手で構えながら脇との隙間を閉じた時‥‥。 「「「―――やあっ……!!」」」 突き上げられた小枝が一瞬消える頃には風とともになぎ払われた黒い物体が浅葱誠の目前に…ドスンと落ちてきた。 「あれっ……?? あれっ??」 何が起こったかわからないが近藤珠希は依然体制を崩さぬままに構えるのをただ見届けるだけしかできない浅葱誠は黒い物体に持っていたライトの光を照らした。