神聖な道場を見下ろすように神棚の前で一礼し師範代の道場主である近藤珠希の父親に続き娘の珠希も浅葱誠同様続けて礼拝した。 (神様…すみません。 俺…白状します!! 見学しにここにきたわけじゃないんです……。 すぐ帰りますのでどうか怒らないで下さい。) なんだかいたたまれない気持ちになり浅葱誠は神棚に向かって懺悔し始めたその時…不穏な冷たい視線を背中に感じブルッ…と悪寒を感じた。 (なんだ……??? 一体…??) 「「……テ…ツ…。 コ…テ…ツ………。」」