「――あの子の家…道場だったんだ…。」 パンフレットに掲載されている絵柄画像と建物を何度も見合わせ再度確信する背後から聞き覚えのある声が聞こえた。 「浅葱……くん?」 「あっー!! や…やあ!!えっと……!! こんにちは…!! 近藤さん!!」 慌てて振り向き咄嗟にパンフレットで思わず誠は顔を隠した。 「―――それ………。」 パンフレットを指差し尋ねてくる彼女は次の瞬間…「フフ…」と拍子抜かれたような丸い目をしていたが緊張を緩め笑った。