はあっ……と大きなため息をもらした先に視線がとまる。
(ぎゃっ~!!!
ど…どーするオレ!!)
窓際で1人しどろもどろに構わず彼の様子を友人達はシカトしてとにかく内輪の話に花をさかせた。
浅葱誠の視線がとらえた先にいた女子は短めの黒髪を揺らしながら歩いている様子をカーテンから覗く。
「彼女よ!!
近藤 珠希ちゃん……。
最近…なんか感じかわったよねー!!」
不意に1人仲のよい女子が誠の近くに寄り添い視線の先にいる女子の事を口にした。
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