アタシ、椎名 蕾。


「蕾ぃ~」



「何?ってか、本当に窓越し止めてよね」


こっちは幼馴染で隣の家の高見 慎。



幼馴染ってだけの関係はいつからか恋に変わった。





「怒るなって、なっ???」

ベッドに座る慎。


そっぽを向くあたし。



「あっ、お前今日もおばさん達居ないんだろ?」



アタシの両親は両方がお医者さん。