見つけてしまった"SAYURI"を・・・。
おばあちゃんの話したクラスメートの名前、田崎小百合(たさきさゆり)。
そしてその横に書かれたもう1人の名前を見て琴音は思わずアルバムを投げてしまった。
(どうしてどうしてどうして!)
似てるとは思った。
だけどこんな事って、と琴音は困惑した。
「琴音どうしたんだい!?」
おばあちゃんが心配そうに琴音に話し掛けた。
「ごめんちょっと部屋戻るね」
琴音はそう言うと自分の部屋に戻った。
暗い部屋で携帯が光っていた。
伝言が入っていた。
『大治くんがSAYURIの正体わかったらしいから学校行ってくるね』
携帯の伝言は30分前、光のうちから学校は40分かかる。
琴音の家から学校は約10分・・・。
今から走ればなんとか間に合うかもしれない。
琴音は急いで家を出た。

