秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜

「美優…後少しだけ待っててな?」



「うん。早くビッグになれ」



「…。なんか少し見ない間に態度でかくなったな」



まぁ、色々ありましたから…。




「光城は丸くなった?前は無謀な選択肢を言って来たくせに…」



「…なんなら、今再現してみる?」



光城がニヤリとした顔を私は見逃さなかった。



「いっ…嫌!良いです!今は病人なんでご期待に添えられないです」


私の焦り様に光城が爆笑する。



「アハハッ…焦る時敬語になんの変わんねぇ!」


光城は変なつぼに嵌まってしまったらしく、暫くの間ズットお腹を抱えて笑っていた。



「…もう、そこまで笑わなくても…」



頭をポリポリ掻きながらフと窓の外を見ると夕日がとても綺麗に輝いているのに気づいた。



それは、光城がもう少しで名古屋に帰らなきゃいけい事も示していた。



「…おっ!夕焼け綺麗だな」



落ち着いた光城も一緒になってオレンジ色に染まった空を見た。










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