秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜

正司の優しさに感謝しながら校門を出た。




ってか、何時の新幹線に乗るんだよ!?




走りながら胸ポケットから携帯を取り出して春に電話をかける。



「あっ!春か?今美恵子側にいる?」



「あぁ!どうした?」



「美優…何時の新幹線に乗るか聞いてくれんか?」


「ちょい待って!」




少しの時間も今は惜しい…。





イライラしながら待っていると、返事が返って来た。



「何時かは分からないけど、30分前に今家出て駅向かってるってメール来たらしいぞ!」




「…まじか!サンキュ」



春に礼を言って携帯を切る。




間に合わないかも…。

でも、もう会えないかもしれないなら一目だけでも良いから…。




会いたい!





俺は、タクシーを拾おうと財布を見た。



……1500円……。



走るしかない。

制服姿で全速力で走るのってドラマで良く見るシーンだったけど、実際自分が走っていると、とても視線が痛い…恥ずかしい…。


だけど、そんな事よりも今はただ、ただ、美優に会いたい!





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