秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜

あれから数日が経ち、私は今、進級したクラス替えの貼紙を光城と見ている。



「さすがに離れたな…」


光城の残念そうな声が聞こえた。




高校生活最後の年は一緒が良かったなぁ…。


なんて思いながらも頭の隅っこで、『東京行き』の話がちらつく。



「…ん?どうした?」


返しの無い私を不思議に思い、光城が私の顔を覗き込んだ。



「はっ…!考え事してたぁ!でも隣のクラスだし放課とか会えるね?」



「まぁな…。けどお前最近忙しそうじゃね?欠席日数とか気をつけろよ?」



「うん」



普通の学校だと欠席がある程度の数以上だと留年だよね…。

今までは再テスト受けたり補習したりで免れてたけど、ドラマなんかやったらワンクールだから三ヶ月は撮影だよ…。



絶対留年じゃん…。



でもやっぱり光城と離れたくない!









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