秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜

こんな美優を見るのは初めてだ。



「どこ行くの?」



さっきからコレばっか。



事務所からホテルに帰り、メンバーと別れて美優と二人で俺の部屋に入って約一時間。



ソファーから立ち上がる度に美優に「どこに行くの?」って上目遣いで聞かれてしまう…。



「冷蔵庫…」


「ふーん」


三メートル先にある冷蔵庫まで美優は俺にくっついて来る。



冷蔵庫の扉を腰を屈めて開けてミネラルウォーターを取り出し扉を閉める。



またソファーに引き返すのに、後ろからついて来る美優。



何か猫みてぇ…。

そんなに離れるのが嫌なのか?



ソファーに腰を沈め、ペットボトルの蓋を開けて渇いた喉を潤す。



「………」


「どこ行くの?」



再度立ち上がる俺にまたもやこの質問。



「…トイレ…」


美優は少し困った顔をしながら考え込む。


「じゃあ、扉開けといて!」



なっ…。そんな名案みたいな言い方しやがって…。

しかも笑顔だし…。



「ワリィ…そのアイディア却下だわ」



「…ですよね…」



そりゃそうだろ!!



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