秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜

目の前に美優の後ろ姿を見て、その前に鬼の形相をした社長が立っていて、その二人を囲むように春達が突っ立っていた。



「ババ…じゃなくて、社長!何で此処に?」



俯いている美優の隣に立つ。



「高木がいそいそと何処かに出掛けようとしていたから、問い詰めたのよ。それで着てみたら、案の定この女が出て来たの」


社長は美優を睨み付けながら吐き捨てる様に言う。



「俺は美優が好きなんだよ。好きな奴と一緒に居て何が悪いんだよ?」



「悪いわよ!仕事中に抜け出して会いに行ってスタッフに迷惑かけたり、ホテルに連れ込んだり…こうやって堂々と会ったりしてるじゃない?」



俺の冷静な口調とは裏腹に、社長は声を荒げて話す。


店の前だし、周りは住宅街で民家だれけなので騒ぎになったらマズイと場所を変えようと春が社長に促し、高木も説得していた。



ズット俯いたままの美優の顔を覗き込むと、左半分の頬が真っ赤に膨れ上がっていた。




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