秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜

「あっ…あはは…そっかぁ」



「笑い事言ってる場合じゃねぇよ。飯食って無かったみたいじゃん」



光城がベッドに腰掛ける。


「お母さん夜勤ばっかで夜いないし、夕飯作るの面倒なんだもん…」



「馬鹿か!お前、今日から俺の家で夕飯食べろ」



えぇ?光城の家?

そういえば行った事ないなぁ。


光城の豪遊からして、相当凄い家なんだろうな…。



「聞いてんの?」


ボケっとしている私の頬を摘む。



「ふえっ!スミマセン」


ヒリヒリする頬を手でさする。



「……お前さぁ、妊娠してたと思ってた?」


光城が眉を潜めて、どこか悲しい顔をした。



「あっ…うん…まぁ…」


私は光城から目を反らす。


「俺も実はそうなのかな?って思ってたっていうか、空達に気付かされた」



空君達に?



「ごめんね…変な心配かけちゃって…」



「…妊娠だったら、ちょっと…いや、かなり嬉しかったんだけどな」



「えっ?本気?」



光城の思いもよらない言葉に目を丸くする。








.