17歳の遺書


まぁ、あったかいし、いいんだけど。


『うん。すっごい綺麗。』
そう返すと、なぜか私から離れて向かい合うように座るゆう。


がらんと空いてしまった周りが寒いんですけど。

『揺れてるよ。怖くないの?』

『大丈夫だよ。あのさ、、』

空には、変わらずきれいに星空が広がる。
たださっきとは一変して深刻そうな表情を見せるゆう。


『なに......?』
恐々そう聞く。



『俺さ、前まで美帆のこと、ずっと守ってやれないな、って思ってたんだよ。』


『うん。』


『だけどさ、今は違う。』

『うん。』



『俺がさ、美帆にあの光を全部プレゼントするし、その可愛い笑顔を寝顔も、全部、俺だけに見せてほしい。そんでさ、それを俺はずっと守っていくから。美帆だけをずっと愛してくから。
美帆の居場所を俺がずっとつくって、まってるから。』


私だけを見て、ゆうが言う。


『.......うん。』
嬉しくて、涙が止まらない。
星空から星が全部落ちてきたみたいに、きれいに笑うゆうも。


幸せの光をぎゅと集めたような言葉も。

全部が全部、嬉しくてたまらない。



『だから、こんな俺に、
ついてきてくれますか?てか、一緒に歩いて。』


『うん。.....ゆうと一緒なら....どこへでも行くから。』