17歳の遺書


『.......ゆう?本当に、ゆう?』

俺を目にした瞬間、溜まっていく涙。


『ん?俺、本当にゆうだよ。』


『嘘じゃない?本当に?』

美帆の目からはとめどなく、涙が溢れてくる。


『もう、本当の本当だって。
あと、泣きすぎ。』

美帆の涙を拭ってやりながら呟く。



『あ、ごめん。だって....嬉しすぎて。本当に、信じてたけど、怖かった。』

美帆は肩を震わせて、笑顔をつくる。



『うそうそ。今日だけなら泣いてもいーよ。俺がずっとそばにいるから。』

震える体をギュと抱きしめる。

『本当に、すっごく心配した。』


『ごめんごめん。』


『ずっと、待ってたの。』


『うん。ただいま、美帆。』


『おかえり。ゆう。』

美帆の声はやっぱり、透き通っていて、俺の大好きな、大好きな声だ。


『ねぇ、これからどこにでも連れてって。デートもたくさんして。』



『もちろん。どこでも行くさ。』


『もう、離れていかないで。』


『俺、真面目に離さねーよ。
美帆の方から離してって言うくらいかも。』


『私、きっとそれ以上に求めちゃう。』


『じゃあさ、、、』

手術も成功したし、言ってもいいよね。