17歳の遺書




すっと目を開けると目の前に広がる白い天井。
ピッピっと規則正しい音を鳴らす機械。


さっきから、少し息苦しいし、
胸のあたりも、鈍くズキズキと痛む。


そして.....
いつもと同じように感じる暖かさ。





『.......んっ....ゆう、.............』

目をつぶったまま発せられるその言葉は多分寝言だろう。
可愛すぎるな。思わず笑顔になる。



『美帆。』
と愛しい人の名前を呼んでみる。

酸素マスクをしているので、
声がくぐもって、届いてくれない。


がっと、無理やり酸素マスクをとると、
『美帆。』
さっきよりも、通った声。


すっと起き上がると、その振動でか、美帆が起きる。