すっと目を開けると目の前に広がる白い天井。
ピッピっと規則正しい音を鳴らす機械。
さっきから、少し息苦しいし、
胸のあたりも、鈍くズキズキと痛む。
そして.....
いつもと同じように感じる暖かさ。
『.......んっ....ゆう、.............』
目をつぶったまま発せられるその言葉は多分寝言だろう。
可愛すぎるな。思わず笑顔になる。
『美帆。』
と愛しい人の名前を呼んでみる。
酸素マスクをしているので、
声がくぐもって、届いてくれない。
がっと、無理やり酸素マスクをとると、
『美帆。』
さっきよりも、通った声。
すっと起き上がると、その振動でか、美帆が起きる。
