17歳の遺書

優太side




すーっと風がほおにあたる。

......俺の隣にいるのは誰だろう?

しわくちゃなおばあさん?
なぜかしっかり横を向けないからよく分からない。


その人の手の上に重ねた手。
俺の手もしわくちゃだ。

だけど感じるいつもと変わらないこの暖かさ。
俺を芯から温めるような綺麗で優しい暖かさ。

そして、目の前に広がる綺麗な星空。

『綺麗ですね。またいつか、一緒に見に来ましょう。』
そう言い、俺の隣の人は笑った。


なぜか、とても安心した。
この人とここに来れてよかったと思ってるしぶんがいる。


そして、
キラキラ光る星が一筋、すっと空をこぼれていった。



俺は目をつぶり、その暖かさと輝きを感じた。