悠希side
ついに明日ゆうの手術だ。
最近ずっと忙しくてゆうのとこ、行けてない。
『ゆうきくーん。』
と女の子達がよってくる。
やめて。本当にこないで。
俺の願いなんか御構い無しに、
あっという間に囲まれる。
『今日の体育見てました!』
『わたしも!』
『やっぱりみんなのヒーローのゆうきさまはちがいますね。』
甘ったるい声が頭にガンガン響く。
ニュルニュルとした腕が巻きつく。
俺はそれを優しくはねのけ立ち去ろうとする。
『待ってください。』
『ゆうきさま、行かないで。』
『ゆうき先輩!!私!』
ひときわ大きな声が聞こえ、周りがシーンとなる。
振り返ると、多分一年生?のこが
震える足で立っていた。
『私、、、ゆうき先輩のことが好きなんです。もしよかったら付き合ってもらえませんか?』
ごめん、と俺が謝り、断る前に周りの女の子たちが騒ぎ出す。
『ゆうきさんはみんなのものなのに、』
『なにあの子?』
『調子に乗ってるわ。』
『誰なの?本当に、あんなの気にせず行きましょ。』
とパンダみたいな女が言う。
『うるせぇ、』
思わずこぼれた。
どいつもこいつも、うるせぇ。
うるせぇ、うるせぇ。
ふと視線に南が入る。
『俺が好きなのは南だけなんだよ!』
大きく出た声。周りもびっくりしてる。
南もびっくりしたように俺を見てる。
『俺、南のこと好きなんだけど。』
周りのざわざわも気にしない。
ただ南だけを見て言う。
『俺と付き合ってください。』
頭を深く下げる。
心臓がどんどん強くなる。うるさい。
『わたしも!好き。』
南の大きな声が響く。
急いで顔を上げ、南に駆け寄る。
『本当に?』
『うん。本当。橘、遅すぎ』
『ごめん。まじ、すげー嬉しい。』
『私も。』
ぎゅっと南を抱きしめた。
周りの悲鳴も御構い無しに。
ずっとこうしたかった。
抱きしめて、俺だけでいっぱいにしたかった。
『行こう。』
と息苦しい学校を抜ける。
『家帰る?俺、優太のとこ行くけど、』
『わたしも行く!』
あの日歩いた道を歩く。
電車に乗る。
体育祭の日に言おうと思っていたけど、言えなかったからな。
ついに言っちゃった。
『優太には手術後に、報告しようと思ってるんだけど、南はどう?』
『橘に任せる。てかさ、』
『なに?』
『なんで、私だけ名前じゃないの?』
『え??』
『なんで、私だけ名前呼びじゃないの?他の女の子は名前で呼ぶのに。』
『だって、南は呼んでって言わないし、じゃあ、俺はなんで橘なの?』
とわらっていう。
『だって、橘は、橘だし。』
『え、じゃあ、かりんは俺のことは名前で呼んでくれないの?』
恥ずい。恥ずすぎる。
でも、多分俺以上に顔を赤く染めるかりん。
『今...////...名前...』
『かりんが呼んでっていうからさ。俺もよんでよ。』
『ゆう....やっぱ無理!』
『かわいー。』
そういう俺にますます赤く染めた顔を見せる。
まじで、可愛すぎるって、
『ねぇ、呼んでよ。』
『ゆうき。はい、おしまい。』
『はぁー?なにそれ。』
『恥ずかしいんだって。』
『まぁ、いつかね。やっと俺のとこ来てくれたんだし。まだまだ先は長いから。』
弾む足どりで、電車から降りる。
ついに明日ゆうの手術だ。
最近ずっと忙しくてゆうのとこ、行けてない。
『ゆうきくーん。』
と女の子達がよってくる。
やめて。本当にこないで。
俺の願いなんか御構い無しに、
あっという間に囲まれる。
『今日の体育見てました!』
『わたしも!』
『やっぱりみんなのヒーローのゆうきさまはちがいますね。』
甘ったるい声が頭にガンガン響く。
ニュルニュルとした腕が巻きつく。
俺はそれを優しくはねのけ立ち去ろうとする。
『待ってください。』
『ゆうきさま、行かないで。』
『ゆうき先輩!!私!』
ひときわ大きな声が聞こえ、周りがシーンとなる。
振り返ると、多分一年生?のこが
震える足で立っていた。
『私、、、ゆうき先輩のことが好きなんです。もしよかったら付き合ってもらえませんか?』
ごめん、と俺が謝り、断る前に周りの女の子たちが騒ぎ出す。
『ゆうきさんはみんなのものなのに、』
『なにあの子?』
『調子に乗ってるわ。』
『誰なの?本当に、あんなの気にせず行きましょ。』
とパンダみたいな女が言う。
『うるせぇ、』
思わずこぼれた。
どいつもこいつも、うるせぇ。
うるせぇ、うるせぇ。
ふと視線に南が入る。
『俺が好きなのは南だけなんだよ!』
大きく出た声。周りもびっくりしてる。
南もびっくりしたように俺を見てる。
『俺、南のこと好きなんだけど。』
周りのざわざわも気にしない。
ただ南だけを見て言う。
『俺と付き合ってください。』
頭を深く下げる。
心臓がどんどん強くなる。うるさい。
『わたしも!好き。』
南の大きな声が響く。
急いで顔を上げ、南に駆け寄る。
『本当に?』
『うん。本当。橘、遅すぎ』
『ごめん。まじ、すげー嬉しい。』
『私も。』
ぎゅっと南を抱きしめた。
周りの悲鳴も御構い無しに。
ずっとこうしたかった。
抱きしめて、俺だけでいっぱいにしたかった。
『行こう。』
と息苦しい学校を抜ける。
『家帰る?俺、優太のとこ行くけど、』
『わたしも行く!』
あの日歩いた道を歩く。
電車に乗る。
体育祭の日に言おうと思っていたけど、言えなかったからな。
ついに言っちゃった。
『優太には手術後に、報告しようと思ってるんだけど、南はどう?』
『橘に任せる。てかさ、』
『なに?』
『なんで、私だけ名前じゃないの?』
『え??』
『なんで、私だけ名前呼びじゃないの?他の女の子は名前で呼ぶのに。』
『だって、南は呼んでって言わないし、じゃあ、俺はなんで橘なの?』
とわらっていう。
『だって、橘は、橘だし。』
『え、じゃあ、かりんは俺のことは名前で呼んでくれないの?』
恥ずい。恥ずすぎる。
でも、多分俺以上に顔を赤く染めるかりん。
『今...////...名前...』
『かりんが呼んでっていうからさ。俺もよんでよ。』
『ゆう....やっぱ無理!』
『かわいー。』
そういう俺にますます赤く染めた顔を見せる。
まじで、可愛すぎるって、
『ねぇ、呼んでよ。』
『ゆうき。はい、おしまい。』
『はぁー?なにそれ。』
『恥ずかしいんだって。』
『まぁ、いつかね。やっと俺のとこ来てくれたんだし。まだまだ先は長いから。』
弾む足どりで、電車から降りる。
