『うわっ、揺れてる。』
怖い怖いと笑い、ふざけるように大げさに震えて、私に抱きついてくる。
ふわっとゆうの髪が頬にあたる。
それだけで私の心は温かくなる。
『高い高い高いよ!美帆っ!
人ちいさっ!』
ずっと私を抱きしめてる力を強くしてくる。
『ゆう、、、、苦しいから。』
『ごめんごめん。』
と緩められる力。
多分てっぺんらしきところにくる。
いちばん高いとこだ。
また夕日がきれいに輝く。
私の好きな観覧車。
隣には私の大好きなゆう。
幸せ。幸せすぎて怖い。
『てっぺんだよ。すごいーね。幸せの光いっぱい見える!』
幸せの光?なにそれ?
『幸せの光だよ。家族の光だ。俺の夢のいっこ。あれを作りたい。美帆とね。』
『そんでさ、また家族で乗る。でさでさ、家を探して、観覧車を揺らして、みんなではしゃぐ。』
これが俺の夢の一部なっとにかっと笑うゆう。
ゆうの夢が、私と一緒に叶えられますように。
そしてゆうは私にそっと、でも深く、
私を壊さないようにそっと、それでも激しく、キスを落とした。
