17歳の遺書





『悠希。いつからいたんだよ。』
と廊下にいる悠希に声をかける。




『結構前からだよ。お前らがいちゃつくからいえねーんだよ。気づいてたなら言えよな。』
と言って悠希はアクエリアスを投げてくる。




『さんきゅ。』
といってキャップを開けて、それを飲む。

俺の心に染み込んでくる。


『もう俺学校行けないんだろ。』


『あー、そうみたいだな。』

そうみたいだな。って何だよ。
お前も聞いてたんだろ。
思わず吹き出す。



『は、お前、何笑ってんだよ。』


『別に、なんでもないし。』


『ふーん。』
と納得しないような表情で言う。


『お前さ...』
と悠希が言う。


『ん?』
深刻な表情の悠希に身構える。


『美帆にあんま、手ーだすなよ。』
と言って笑いながら俺の肩を叩いてくる。

『は?何言ってんだよ。』
まじで何言ってんだよ。お前が深刻な表情すっから、どんなことかと思ったよ。




『はぁーーーー、本当に、手術前なんだからな。』

『分かってるよ!』

と恥ずかしさが溢れ出し、大きな声で言い返す。


『静かにしろよ。まじで、美帆起きるだろ。』


『ごめんごめん』


こんなつまらない会話をしばらくして、
悠希は帰っていった。