『悠希。いつからいたんだよ。』
と廊下にいる悠希に声をかける。
『結構前からだよ。お前らがいちゃつくからいえねーんだよ。気づいてたなら言えよな。』
と言って悠希はアクエリアスを投げてくる。
『さんきゅ。』
といってキャップを開けて、それを飲む。
俺の心に染み込んでくる。
『もう俺学校行けないんだろ。』
『あー、そうみたいだな。』
そうみたいだな。って何だよ。
お前も聞いてたんだろ。
思わず吹き出す。
『は、お前、何笑ってんだよ。』
『別に、なんでもないし。』
『ふーん。』
と納得しないような表情で言う。
『お前さ...』
と悠希が言う。
『ん?』
深刻な表情の悠希に身構える。
『美帆にあんま、手ーだすなよ。』
と言って笑いながら俺の肩を叩いてくる。
『は?何言ってんだよ。』
まじで何言ってんだよ。お前が深刻な表情すっから、どんなことかと思ったよ。
『はぁーーーー、本当に、手術前なんだからな。』
『分かってるよ!』
と恥ずかしさが溢れ出し、大きな声で言い返す。
『静かにしろよ。まじで、美帆起きるだろ。』
『ごめんごめん』
こんなつまらない会話をしばらくして、
悠希は帰っていった。
