そうしてまた微笑む輝助様を直視できなくて、 「それは良かったです」 と、俯いてしまった。 「代金はいくらだ?」 不意に輝助様が自分の財布を取り出して聞いてきた。 「お代は結構です。無理矢理連れてきてしまったようなもので、逆に私がお金を払わなくてはいけないくらいです」 私は自分の顔の前で手を振った。 「しかし、仕事だろ?仕事をしたら代金を貰わなくては仕事にならないだろう」 それでも輝助様はお代様払おうとする。 そこで私があることを思いついた。