沢山の人が生きているといいわ。 青葉は心からそう思った。 「あ~、俺の知る限りでは、幹部だと、俺と斎藤、青葉ちゃんは知らねぇかもだが、九番隊組長だった鈴木三木三郎って奴だ」 すると永倉は苦い顔をした。 「だがあいつは伊東甲子太郎の実の弟でよ、御陵衛士として伊東についていったんだ。油小路でも生き残って、その後は薩摩に組したんだとよ」 「では、戊辰戦争では……」 「あぁ、敵だった」