僕、田中太郎(16)は中学の卒業アルバムで
「お胸の豊かな女性とお付き合いしたい」
という爆弾発言により友を失い、女子には嫌われ…。
そのため、市内でもはじの方の高校に入学したのだが…まさかこんなドリームが待っていようとは思いもしなかった。(ぐへへ)
僕には『その人の胸を見るだけでサイズがわかる』特殊変態能力を持っている。
そもそも、この特殊変態能力を会得したキッカケとなったのが、中学一年の頃、僕の数少ない友達の一人カズオ君が言った言葉だった。
「太郎~、女子のお胸は最大26レベルまであるんだぜ~」
これまで女子は男にはない胸のふくらみがある、ということだけしか認識していなかった当時の僕にとって、女子は胸にレベルがある、というカズオ君の言葉に驚きを通り越して感動を受けた。