「なんだいないのか。で?その好きな人はどんな人なんだよ」
「すごく男らしい人。まぁ総司よりはいい男よ」
自分かな?なんて思ってる自分がいた。そんなありきたりな展開なんてないか。
「あぁどうせあんたにふられた男だからな」
嫌み満々だな、おれ。
「な、、に?ふったってなに?私総司の事ふった事ないけど?」
「とぼけんなよ。手紙出したのに返事すらなしで引っ越したじゃないか」
「そんな手紙知らない!」
「そんなはずない!...まぁいいよ。昔の事だ。今気にしても仕方ないだろ?そんな事よりも今のほうが大事だろ」
「じゃあ今っていうなら今の気持ちは?」
「それは...」