「沖田さん!」 苦しそうに顔を歪め、咳をしている。 額には汗が浮かび上がっている。 この蒸し暑い日に防具や色々着込んでいればこうなるのも無理はない。 けれど、咳はどう考えてもおかしい。 「ゴフッ…!」 血を吐いた。 「沖田さん!」 悠は自分の指を浅く切った。 そして、悠は沖田の口元に自分の血を入れた。 「飲んで下さい!」 沖田に無理矢理飲ませると、呼吸が少しゆっくりになった。 「総司!」 勢いよく飛び込んできたのは土方だった。 倒れている沖田を見ると血相を変えた。