「なんで!?こんなに!」 電話は昨日のうちに10回も同じ人から来ていたのだ。それも…知らない番号から。その中の一つに留守番電話があった。 […………………………さくら………………… 愛してる……………愛してるよ………] たった十秒もない留守番電話だった。 「…………っ!!」 その図太くて暗い低い声に、私は恐怖を覚えた。手のふるえがおさまらない。だが、この恐ろしい声がなぜか聞いたことのある声な気がする。