急いで寝癖を直し制服に着替えカバンを持ち1階に降りた。




「んじゃ、いってきまーす!」




「朝ご飯はー?」




「ヨーグルト飲んだから平気」




「ちゃんと食べ「いってきまーーす」」




強引に家を出た。




走り出そうとした時急に家のドアが開いた。




出てきたのはすっぴんのお母さんだった。




「尋ー!?お弁当忘れてる!」




「あ、ありがとー!いってきますっ」




お弁当がなかったら死ぬところだったよ。




それにしてもお母さんがすっぴんで出て来るなんて驚いた。




相当焦ったんだね。ってのんきに歩いてる場合じゃなかった⁉︎




私は走って待ち合わせ場所に向かった。