二回目は… 私が病気だって告げたトキです。 「 先輩…私、病気になりました。 もう、治らないかもしれないって……。」 一生懸命、先輩に告白しました。 先輩は、私を想って泣いてくれました。 あの涙は、ずっと…ぜったいに忘れません。 一緒に泣きましたね。 胸を貸してくれましたね。 すでに、ビショビショで冷たかったのは先輩の涙だったんですよね… そのとき私を包み込んでくれたのは、先輩の、太陽みたいな温かさでした。 先輩の優しさを感じました。